こんにちは。なかしんです。
今回は僕の人生で出会った人の中でも、
こいつ破天荒だなーと思うE君のお話です。
年齢20歳 体重120Kgの大巨漢
E君と初めて出会った当時はまだ20歳で、
E君は鹿児島の飲食店でアルバイトをしていました。
性格はおっとり系で、怒る事は見たことありません。
いつも原付で移動していたんですが、
体重が120Kg台の半端ないデブ
原付がつぶれんじゃねーかってくらい、
ドスンと乗り潰していました。
そしてめちゃくちゃ不器用で動くのもすーごく遅い。
物覚えも常人の3倍くらい教えないと覚えない。
超マイペースで、仕事のミスも頻繁にあり、
アルバイト先も転々として、定着しませんでした。
地元で親と住んでいたので、
やっとの思いで見つかった仕事の給料も、
スロット・タバコ・外食と使いに使って、
いっつも金欠でした。
口癖は「ご飯行きましょ~よ~」
「え~、いいじゃないですか~」
「すぃませ~ん~」
人懐っこい性格で、たまにご飯とか連れて行ったりしていました。
その後、仕事が忙しくなり、あまりご飯とかいけなくなって、
会う回数も徐々に減っていきました。
そして僕が仕事で他県に転勤になったのを機に、
まったく連絡を取らなくなりました。
転勤先でE君にまさかの遭遇
転勤先は近畿の滋賀県だったのですが、
E君には転勤の話は伝えていませんでした。
僕も新しい勤務先でまだ慣れていない仕事を頑張って、
1年くらいが経ったころ ふと、E君なにしてっかなーと気になって、
電話してみました。
携帯も繋がるか分かんないくらい連絡取ってませんでしたが、
電話かけたら数コールですぐに出ました。
E君「お久しぶりで~す」
なかしん「ひさしぶり 今仕事なにしてんの?」
E君「派遣の仕事してますよ~」
なかしん「鹿児島で?」
E君「滋賀県で会社の寮に住んでます~」
なかしん「まじ!おれも滋賀に今いるよ」
E君「ホントですか~。ご飯連れて行ってくださいよ~」
なかしん「じゃ~、○日に行こうかー」
って流れで、久しぶりにE君と会うことになりました。
片道 車で1時間かけて・・・
仕事で滋賀に来ていたので、知り合いもいない状況でしたが、
そんな中でまさか知り合いが滋賀にいるなんて。
職場以外の人で、知ってる人と会って
気軽に話ができるのが楽しみで、ワクワクでした。
滋賀でもE君は北部・僕は南部に住んでいたので、
車で1時間かけてE君の所へ向かいます。
数年ぶりに会ったE君は相変わらず太ってて、
Tシャツの首もとはダルッダル。変わってねぇ~なー
靴もボロボロでした。
なかしん「服きたなw」
E君「お金なくて~」
なかしん「派遣の仕事やってるんでしょ?」
「どんな仕事なの?」
E君「携帯の部品作る工場です」
なつかしくて色々話を聞いてたら、
会っていなかった数年の間で、
派遣切りにあったこと、
お金がなくなって野宿を経験をしたことなど、
教えてくれました。
つづく
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